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音ゲーにおけるゴリラとナメクジの用法について

デレステことアイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ(改めて表記すると正式名称長い)のまとめなどで、ゴリラ、ナメクジなる用語が用いられてよくわからなかったので調べました。

ゴリラの意味

正式には「ゴリラ人間」て、音ゲーにおける最上級者ユーザーのこと。ゴリラの基準は明確に定まっていないものの、デレステで言えばMASTER+の最高難度をフルコンできるユーザーはゴリラとして問題ないと思われる。

なお、音ゲーマニアからすれば、デレステは音ゲーとして、それほど難易度が高い部類には入らないらしい。

何故、音ゲー最上級者をゴリラと称するのかについては諸説あり、「人間業とは思えない=人間ではなくゴリラである」説、「ゴリ押し」からの連想説、ゴリラの習性ドラミングのイメージが音ゲーと結びついた説などがある。

またゴリラは外見における蔑称として用いられるものの、男性文化圏では強さの象徴として好意的に捉えられることもあるため、自称しても他称しても角が立ちづらい言葉である(なお女性に対してゴリラを用いる場合、好意的な捉え方は一切されない点にご留意されたし)

ナメクジについて

またゴリラの対義語、または否定語としてナメクジがある。こちらの用法の方が対象は広く、単に音ゲーが得意でないプレイヤーから、ゴリラとまでは言えないもののそれに近い実力を備えたプレイヤーまでがこの呼称を用いている。

(MASTER+1ミスのスクリーンショットをあげ「クソ雑魚ナメクジだからフルコンできなかった」などと言うのは後者)

ナメクジの由来としては、「真夏の夜の淫夢」と言うおそらく日本で最も有名なゲイビデオ作品のOPに登場する謎の動物(リスザル)がマスコットキャラクターとして「淫夢くん」と呼ばれている→淫夢くんの別称の一種として「クソザコナメクジ」なるものがあり、それが「クソ雑魚ナメクジ」に表記が転じて輸入されたようである。

日本では、しばしば謙遜の一種として一人称を小生、小職などとへりくだる文化が見られ、オタク文化圏でも、あえて自らをキモオタ、腐女子など否定的に称することがある。

自身をクソザコナメクジと名乗る自虐的呼称として用いられるうちに、クソザコが省略され「ナメクジ」のみが残ったものと考えられる。