そとでよ - モトコ・モリの暮らし

元ひきこもりの気ままな生活。10年ひきこもり→リハビリ→就職(イマココ)

退屈なイラストを簡単に魅力的に!

あまり上手くはないのですが、たまにイラストを描いて気分転換をします。

描いたイラストInstagramに投稿したりもするのですが、何も考えずに描いた絵は、キャラクターがただ立っているだけだったり、見ている人に何も伝わらない退屈なイラストになりがちで、あまりいいね!も貰えないです。

閲覧者に伝えたいもの=テーマを決めて描いていないので、何も伝わらないのは当然です。

折角、時間をかけて描いたのに、評価してもらえないのは悲しいですよね……。

でも、そんなイラストもちょっと描き足すだけで、魅力的な絵にすることができるかもしれません!

退屈なイラストを見てみよう!

では、例として私が何も考えずに描いた退屈なイラストの例を出します。

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外出先でソフトとペンタブがない環境だったので、マウスとマイクロソフトのペイントを使って描いたものです。

キャラクターは25周年を迎えた「星のカービィ」シリーズのザコ敵(マリオのクリボー的存在)ワドルディです。

星のカービィ Mocchi-Mocchi-mini ワドルディ ぬいぐるみ 全長約8cm

なぜ、退屈なのか分析する

退屈さを改善するためには原因を突き止めなければいけません
自分の描いたイラストって、頑張れば頑張った分だけ、よく見えがちですが心を鬼にして、このイラストがなぜ退屈なのか考えてみます。

このイラストが出来上がる過程はこうです。
1. 白地になんとなく好きなキャラクターを描きます
2. キャラクターに色を塗ります
3. 白背景では寂しいので地面と背景を描きます

主役のワドルディが埋もれないように、地面、草以外の背景には主線を描かないようにして、地面には主張しすぎない薄い茶色、木と草にはワドルディ赤、オレンジ系統とは補色になっている緑色

空と山にもやや彩度を抑えたくすんだ青を使い、雲の影に空の色と同じ青を使うことで、白の存在感を薄くしています。 背景には、左下の草、左中の木、右中の山と近景、中景、遠景の三種類をおき、奥行きを出しています。 山を緑色ではなく青で塗っているのは遠くの景色は青っぽく見える現象を意識しています。

と、何も考えていないようでいて、一応いろいろ考えて描いたイラストではあるのですが、何がいけないのでしょうか?

このイラストが退屈な理由

右下がさみしい

主役のワドルディがやや左側に立っていて、左下に草、左中に木、右上に雲、右中に山がある中で、明らかに右下だけ何もなくてさみしいですね。
見えている地面がよく言えば落ち着いた、悪く言えば元気のない茶色なので、余計にそう感じてしまいますね。

楽しそうに見えない

イラストの大部分をしめる空が寒色、しかもくすんだ青色なので、どうしてもイラスト全体が落ち着いた印象になってしまっています。 緑は寒暖のない中間色、茶色は一応暖色なのですが、薄い色になる(寒色の白に近くなる)ほど、寒色の効果がなくなってしまうのです。
主役を引き立てようとしたばっかりに、画面全体に暖色が少なくなってしまっているんですね。

キャラクターが無表情なのは原作通りですし、無表情というのは、見ている人が自分の感情を投影しやすい(悲しい人には悲しい表情に見え、楽しい人には楽しそうに見える)効果があり、魅力的に捉えられることもあるので、必ずしもマイナスではありません

ハローキティ ぬいぐるみ(りんごデザイン)
世界的に大人気なキティちゃんも無表情

キャラクターが何もしていないように見える

外に出れば立っている人はいっぱいいますが、何もしていない人はほとんどいません

殆どの人は電車を待っていたり、携帯電話を操作していたり、イヤホンで音楽を聴いていたり、本を読んでいたり、他人が見ても何をしているのかわかります。

でも、このイラストを見ても、キャラクターがなぜそこに立っているのか、見ている人にはわかりません。

原作のキャラクターはどうでしょうか?
主人公に向かってのんきに歩いてきて吸い込まれたり、パラソルで優雅に滑空して吸い込まれたりしていますが、一応、デデデ大王の私兵でカービィと戦っているはずです……。

背景を描いても、キャラクターがその場に立っている必然性がなければ、魅力的なイラストにはならないんですね。

イラストを改善してみよう!

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先ほど挙げた3つの点を踏まえて、描き足してみたのが上のイラストになります。

画面右下に草と花を描き、さみしさを改善しながら、画面にf:id:bi_mini:20170520214519p:plain暖色を足しました。

遠景の山の方からカービィが手を挙げて、ワドルディに何かを呼びかけています。ワドルディ黄色のキラキラを出して嬉しそうに見えます。
また元のイラストから目の位置をちょっとずらしてカービィの方を見ている風にさせています。
カービィと待ち合わせをしていたのか、ばったり出会ったのかはわかりませんが、とにかくキャラクターの感情が伝わるようになりました!

カービィのピンク色も山の青色をバックによく映えて、ワドルディの大きさと遠くのカービィの小ささの対比も、いいアクセントになっているのではないでしょうか?

改善の仕方は他にも色々

私は上記のように改善しましたが、改善の仕方は他にも色々あります。

カービィが近づいてきているのに、焦ったり、震えていれば、吸い込まれるかもしれないと怖がっているのかもしれないと想像できます。

食べ物の形をした雲を眺めて、考えごとの吹き出しをつければ、見ている人は「お腹が減っているのかな?」と思いますし、近くにバス停をおけば、バスを待っているように見えるでしょう。

イラストの改善法については、イラストレーターの中村佑介先生の講座もとても面白くて参考になります。

中村佑介「みんなのイラスト教室」

中村佑介「みんなのイラスト教室」

書籍化もされています。

見ている人が楽しめるイラストが描ければ、自分も楽しくなってくるはずです。今後も楽しんでイラストを描いていきたいと思います(⁰▿⁰)