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そとでよ - 元ひきこもりのブログ

元ひきこもりのあれこれ。一応就職決まりました。

2017年見たもの読んだものリスト

映画 読書

2017年の備忘録的な感じの記事です。 ☆付きのやつは機会があったら人に勧めたい奴です。

2017/03/09更新

3月

漫画「性悪猫」やまだ紫

新編性悪猫 (ちくま文庫)

新編性悪猫 (ちくま文庫)

2009年に亡くなられた「COM」などで活躍された漫画家さんの本。猫好きなので猫に惹かれて漫画買ってしまうことも多いのですが、

チーズスイートホーム(1) (KCデラックス モーニング)

チーズスイートホーム(1) (KCデラックス モーニング)

漫画のタッチで、こんなにリアルな猫を描かれる漫画家さんがいたのかと、読みながら一コマ一コマに目を止めて感動してしまいました。 巻末の解説で、マンガのデジタル化の流れに触れつつ、「本」という媒体で残しておきたい作品があり、この作品はそういう作品であるというようなことが書かれていますが、その通りだと思いました。辞書機能が簡便な洋書、絶版本、すぐに読みたい漫画などは電子書籍で買うことも多いですが、好きな作者さんの作品は紙媒体が絶対前提ですので。巻末のキャットギャラリーも素敵でした。

☆小説「死の泉」

死の泉 (ハヤカワ文庫JA)

死の泉 (ハヤカワ文庫JA)

ヒトラーの忘れもの」以来、すっかり二次大戦期のドイツづいてます。 戦中戦後のドイツを舞台に、ナチスドイツの産育施設レーベンスボルンを中心とした歴史ミステリ。 皆川先生の著作は、ほの暗い幻想小説と、緻密な歴史あるいはミステリの二つの軸があるように思いますが、 本作は一部は女性視点で幻想小説的であり、二部は少年中心の構成で「開かせていただき光栄です」などに近い雰囲気があり、三部はその融合的な面白さがありました。

少女外道

少女外道

幻想小説で著者のファンになり、その後、ミステリ作品で細やかな考証から構築された世界観と精緻な文章に惚れ惚れし、と、二度惚れたような形だったので、この作品は二つの作風が同時に味わえる感じがして、とても楽しめました。時間あるときに別記事で語りたいです。

本「なぜ、その人に惹かれてしまうのか? ヒトとしての恋愛学入門」

なぜ、その人に惹かれてしまうのか?―ヒトとしての恋愛学入門

なぜ、その人に惹かれてしまうのか?―ヒトとしての恋愛学入門

恋愛結婚したいなぁと思って買う本が、モテテクとかのHow to本じゃないあたり、「自分こじらせてるな……」と遠い目になった一冊です。 それはさておき、女性は父親に似た人を好きになる(女性が好ましいと思う男性は、好ましくないと思った男性より、父親のHLA遺伝子との一致率が高かった)、音楽的素養がある人物は男性ホルモン(テストステロン)が多く魅力的、など、ただただ数字に基づく事実だけが紹介されている本で、「こうしたらモテる!」みたいな裏技的な方法は一切書かれてません。統計上モテる人物像に関してはわかります。 「優良遺伝子の持ち主は、左右対称で見た目がよくて、いい匂いがして、セックスもうまい」、「現代は縄文人顔がモテる(弥生人はモテない)」など、覆しがたい現実がつきつけられますが、それを気にしなければとても面白い本でした。 男性の理想条件として挙げられる、高収入、高身長、高学歴のいわゆる三高について、一番重視されているのは収入で、高収入に結びつかない高学歴は魅力につながらないとか、「学校は勉強をする場所なのに、学校で一番モテたのは勉強できる奴じゃなくて運動部の選手」とか、ものすごく納得して、この世の真理を見た気すらしました。

2月

アマゾンビデオで映画三昧の巻。

映画「Uボート

重い映画立て続け。昔特攻兵器の回天の本を読んだことがあって、潜水艦にちょっと興味があったので見ました。乗組員4万人のうち3万人が帰らなかったという、ドイツの有名潜水艦Uボート船内の過酷な日々を描いた大作。3時間半の大ボリュームで艦内描写のあまりの迫力に閉所恐怖症でカナヅチな私は、映画途中で精神的に耐えられなくなって、ネタバレ確認して精神的備えをしてから最後まで見るという御法度的な見方をしてしまいました。交戦中のあまりの過酷さにベテラン乗組員がおかしくなっちゃったシーンなんかも密室空間だからこその恐怖感がありました。

☆映画「プライベート・ライアン

超有名作ですがようやく見ました。すごい作品でした。有名AAのアパーム、玉持ってこいって元ネタこれだったんですね。長くなったので別記事へ。

映画「英国王のスピーチ

エリザベス女王の父にあたるジョージ6世の話。吃音症で公務の演説に苦手意識を持っていたアルバート皇太子、次男で本来なら王位を継ぐはずがなかった彼が、俗にいう王冠をかけた恋で兄のエドワード8世が退位したことによって、英国王となり演説は避けがたいものになり……実話を基にしたお話、吃音の克服はトラウマ治療的で興味深かったです。左利きやX脚を無理やり矯正されたこと、乳母に虐待されていたこと、父への恐怖……現代の英国王室も家庭問題の多さで知られていますが、虐待の連鎖などに見られるように家庭問題は次世代に持ち越す傾向があることが知られています。そういう家庭問題の傾向なども踏まえながら見ていたらまた面白かったです。

☆映画「ミニオンズ」

ミニオンズ (吹替版) 劇場で以前見ていて、アマゾンビデオで2回目。シュレックにおける長靴を履いた猫よろしく、完全に主役の怪盗グルーと3姉妹を食って、一人歩きを始めた謎の黄色い生物ミニオンの起源に迫る……!(プロメテウス的煽り)
オープニングの細胞段階でかわいい!もうなんでもいい!ってなれる素敵な作りです。主役のケビン、スチュアート、ボブはしっかり者、ユニーク、甘えん坊で前作までの三姉妹のポジションを踏襲してるんですね。
アメリカの片田舎のハートフル成長物語が、イギリスのスパイアクションになってたカーズの2作目といい、アメリカ映画ってイギリス舞台にするの好きだよなぁって思います。直近にドクターストレンジ見てたので尚更。
第1作の怪盗グルーと月泥棒も見返しました。アニメ作品は吹替で見るのが好きなんですが、2作目飛ばしたのは中島美嘉の吹替が受け付けないからです(鶴瓶は慣れました)。

映画「ドクター・ストレンジ

IMAX初体験。マーベル作品はいつもテイスト変えつつも映像のセンスが抜群にいいのですが、今回もCGは流石の力の入れようで楽しめました。今作も映像だけでご飯が食べられます。エンドクレジットの幾何学模様が綺麗で良かったです。続編はソーと絡みそうで楽しみ〜。

映画「イエスマン “YES”は人生のパスワード」

アマゾンビデオで鑑賞。何を聞かれてもノーばかりで人生捨ててる冴えない男が、カルトセミナーで全てにイエスと答えなければいけない呪いをかけられた結果、イラン人とお見合いしたり韓国語を習ったりと今までしたことないような体験をしていくうちに……みたいな話です。メリーに首ったけ (完全版) [Blu-ray]とかもそうなんですけど、内容のわりに非常に伏線がしっかりしているのが見ていて気持ちのいいところです。

映画「スター・トレック

アマゾンビデオで鑑賞。続編のイントゥダークネスは以前に見ていて、その流れから旧劇場版も新シリーズ以外は大体見たんですが、何故か今作は見ていなかったので今更。イントゥダークネスはシリーズ初体験で単体で見ても面白かったのですが、本作踏まえるとさらに面白いですね。カークとスポックのどちらが正しいとも言い難い両極端なキャラクター性の妙が見てて心地いいです。サブキャラクターもいい味出てます。

1月

☆本「恐怖の地政学

恐怖の地政学 ―地図と地形でわかる戦争・紛争の構図

恐怖の地政学 ―地図と地形でわかる戦争・紛争の構図

地政学入門として購入。割と大まかなくくりながら、ヨーロッパ以外の地域について知ることができて面白かった。アメリカの原爆投下に日本の地政学的要素が与えた影響(山が多く抗戦に適しており、本土上陸戦となれば長引く)やインドと中国に歴史上大規模な軍事衝突がない理由(世界最高峰を含むヒマラヤ山脈が国境だから)など、読んでいて楽しめました。

☆映画「ヒトラーの忘れもの」 **

戦争映画としては「西部戦線異状なし」以来の衝撃で、ハマりすぎて4回見に行きました。一度目見た後の椅子から立ち上がるのもはばかられるような消耗はぜひとも体験してほしいです。内容に気を取られて目立たないですが、映像の色合いも綺麗ですばらしいです。

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