そとでよ - 元ひきこもりの気ままな暮らし

元ひきこもりの気ままな生活。ひきこもりをしていましたが就職しました。

2017年見たもの読んだものリスト

2017年の備忘録的な感じの記事です。 ☆付きのやつは機会があったら人に勧めたい奴です。

2017/05/05更新

5月

4月

☆「なぜあなたは『愛してくれない人』を好きになるのか?」

なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか (文庫ぎんが堂)

なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか (文庫ぎんが堂)

好きで付き合ったはずなのに、恋に苦しむ女性の所以を親に開けられた心の穴に着目し、どうしたら相手に求めるばかりの恋から、お互いを尊重し合う愛に関係性を変えていけるのか。どうしたら自分を受け入れられるのかが主に書かれています。 詳細は別記事へ

映画「わたしは、ダニエル・ブレイク」

40年、真面目に大工として働いてきたが、心臓病で働けなくなったイギリス人の壮年男性が役所から支援金を打ち切られることから始まる誰にでも起こり得る貧困の話。国は違えど、日本の現状と重なる部分も多く見ていて辛かったです。

「10秒朝掃除の習慣」

10秒朝そうじの習慣 ?人生を劇的に変える最強メソッド?

10秒朝そうじの習慣 ?人生を劇的に変える最強メソッド?

全然この本とは関係がないんですが、WBCの前に筒香選手の情熱大陸を見て、25歳にして完成された人間性と「部屋の乱れは心の乱れ」言い切る姿勢に感銘を受けまして、借りてみた掃除本です。 実家にいた時よりはマシですが、元々汚部屋の住人で、もちろん頭の中も部屋の中同様ごちゃごちゃなので、ハードルの低そうな本を借りた次第です。10秒でも毎日続けているうちに習慣化して、部屋が片付いていくと言うことで。片付ける前に写真を撮って、片付けた後と比べてみるとか、成果の視覚化の方法としていいなぁと思いました。片付けしたくなります。

「上手な嘘をつく女 バレる嘘をつく男」

上手な嘘をつく女 バレる嘘をつく男 (B&Tブックス)

上手な嘘をつく女 バレる嘘をつく男 (B&Tブックス)

〜のようだ、〜だろうかなど、推測的口調、性差の記述にも研究や統計のソースへの言及がほぼない。内容にもまったく独自性がなく、根拠のない日本女性賛美が目立つ。読む価値なし。

☆「カラシニコフ銃 AK47の歴史」

カラシニコフ銃 AK47の歴史

カラシニコフ銃 AK47の歴史

NHKで放送していたドキュメンタリー新・映像の世紀シリーズでピックアップされていたカラシニコフ銃に興味が湧いたので読みました。
NHKスペシャル 新・映像の世紀 ブルーレイBOX [Blu-ray]

NHKスペシャル 新・映像の世紀 ブルーレイBOX [Blu-ray]

AK47の名の通り1947年に世に出て以来、誰にでも扱える簡素な構造、劣悪な環境でも故障なしの信頼性、そして、毎分600発という威力の高さ。その完成度故に70年の長きにわたって、冷戦下にソ連を守るために生まれた銃がベトコン、アフリカの少年兵、イスラム教のテロリスト、さらにはアメリカの黒人街へと、制作者どころか国とイデオロギーすら越えて、もっとも象徴的な銃(モザンビーク共和国の国旗には独立の象徴としてAK47が描かれている)になるまでを描いたルポルタージュ。著者本人もAK47にとりつかれ取材を受ける中で実際に銃撃を経験したという徹底ぶり。 富農階級生まれで少年期には政府から逃亡していた経験もある、生みの親ミハイル・カラシニコフ将軍の生い立ちから、銃設計に多大な影響を及ぼしたであろう第二次大戦への言及、そして、60年以上、AKがどの様にして世界に波及しその名を伝説的なものとしていったか、戦争や紛争を通してその足跡を追うことができます。ベトナム戦争でアメリカ兵が自軍のM16を捨ててAKを使った話。AKが根深く社会に浸透しすぎたがために、深刻な治安問題に苦しんでいるイスラム圏やアメリカのニューオーリンズと言った銃社会の末路的な面も垣間見えてとても面白い本でした。

「わたしは脳に操られているのか?」

〈わたし〉は脳に操られているのか : 意識がアルゴリズムで解けないわけ

〈わたし〉は脳に操られているのか : 意識がアルゴリズムで解けないわけ

脳に外傷を負ったあと、正常な行動ができなくなった人などの例を見ながら脳機能がどの程度、人間の振る舞いに影響しているのかなど、脳科学的な本? 小難しかったです。巻末にさらに詳しく知るためにというページが設けられて参考書籍などが豊富に掲載されているので、とっかかりにしたい方は便利かもしれません。

☆「マイヤーズ心理学」

カラー版 マイヤーズ心理学

カラー版 マイヤーズ心理学

心理学の本が好きでよく読みます(なお活かせてはいません)。1万くらいするんですが、これ一冊でザクッと心理学の全体像がわかるなら、他の恋愛心理学とか、仕事に使える心理学とか、関係のあるものだけ抜き出したものをその都度買うより安上がりなのではないかなと思います。よく見かけるものから目新しいものもあって面白いです。最近の本なのでFacebookや出会い系などのネット関係の事例にも触れてあります。

「私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな」ジェーン・スー

独身をエンジョイする(本書では独身ジャンキーと称される)「未婚のプロ」による、なぜプロポーズされなかったのか? という自省自虐集。独身が楽しすぎるゆえに結婚できるのにしなかったのではないかなど、分析的な一面も見れて面白い本でした。

☆ノンフィクション「消えたダービーマッチ」

消えたダービーマッチ~ベルファスト・セルティック物語~ (コスモブックス)

消えたダービーマッチ~ベルファスト・セルティック物語~ (コスモブックス)

中村俊輔選手が所属していたことで、日本でも知名度が高いグラスゴー・セルティック、スコットランドのグラスゴーにあるにもかかわらず、支持母体はカトリック系のアイルランド人を中心にしていると言うと、日本人からすれば奇妙な感覚がするのではないでしょうか。 北アイルランド、ベルファストを拠点にしながら歴史の波に消えていったベルファスト・セルティックというクラブチームの消滅事由を探りながら、アイルランド、ひいては英国の複雑な歴史を踏まえたフットボール事情が洗い出されていく素晴らしい本です。 英国の植民地として苦渋を舐め、南部の独立を経て、北部を含めた全島独立を目指すナショナリストと英国派ユニオニストによる紛争の歴史から、長らく英国発のスポーツに対して複雑な感情が抱かれてきた部分であることを踏まえると、2002年、ワールドカップ直前に代表を去ったロイ・キーンの事件もまた違った目で見ることができました。オススメです。

小説「猫舌男爵」皆川博子

猫舌男爵 (ハヤカワ文庫JA)

猫舌男爵 (ハヤカワ文庫JA)

短編集。日本贔屓のポーランド人の青年が素人ながら「猫舌男爵」という日本語の小説をでたらめに翻訳し、配慮に欠けるあとがきに日本人からポーランド人まで巻き込まれていく様子を描いたコメディタッチの表題作。 世代を重ねるごとに平均寿命が縮み、親世代の方が長生きするという、介護現状的な想像をせずにはいられない「水葬楽」。 発狂し数十年を精神病院で過ごすこととなったドイツの悲劇の女流画家の運命を逆時系列の書簡から描き出す「睡蓮」。 独ソ戦で独軍に協力するコサックを描いた「太陽馬」など様々です。コサックの来歴などが知れて面白かったです。

3月

漫画「性悪猫」やまだ紫

新編性悪猫 (ちくま文庫)

新編性悪猫 (ちくま文庫)

2009年に亡くなられた「COM」などで活躍された漫画家さんの本。猫好きなので猫に惹かれて漫画買ってしまうことも多いのですが、

チーズスイートホーム(1) (KCデラックス モーニング)

チーズスイートホーム(1) (KCデラックス モーニング)

綿の国星 漫画文庫 全4巻 完結セット (白泉社文庫)

綿の国星 漫画文庫 全4巻 完結セット (白泉社文庫)

漫画のタッチで、こんなにリアルな猫を描かれる漫画家さんがいたのかと、読みながら一コマ一コマに目を止めて感動してしまいました。 巻末の解説で、マンガのデジタル化の流れに触れつつ、「本」という媒体で残しておきたい作品があり、この作品はそういう作品であるというようなことが書かれていますが、その通りだと思いました。辞書機能が簡便な洋書、絶版本、すぐに読みたい漫画などは電子書籍で買うことも多いですが、好きな作者さんの作品は紙媒体が絶対前提ですので。巻末のキャットギャラリーも素敵でした。

☆小説「死の泉」

死の泉 (ハヤカワ文庫JA)

死の泉 (ハヤカワ文庫JA)

「ヒトラーの忘れもの」以来、すっかり二次大戦期のドイツづいてます。 戦中戦後のドイツを舞台に、ナチスドイツの産育施設レーベンスボルンを中心とした歴史ミステリ。 皆川先生の著作は、ほの暗い幻想小説と、緻密な歴史あるいはミステリの二つの軸があるように思いますが、 本作は一部は女性視点で幻想小説的であり、二部は少年中心の構成で「開かせていただき光栄です」などに近い雰囲気があり、三部はその融合的な面白さがありました。

少女外道

少女外道

開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4)

開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4)

幻想小説で著者のファンになり、その後、ミステリ作品で細やかな考証から構築された世界観と精緻な文章に惚れ惚れし、と、二度惚れたような形だったので、この作品は二つの作風が同時に味わえる感じがして、とても楽しめました。時間あるときに別記事で語りたいです。

本「なぜ、その人に惹かれてしまうのか? ヒトとしての恋愛学入門」

なぜ、その人に惹かれてしまうのか?―ヒトとしての恋愛学入門

なぜ、その人に惹かれてしまうのか?―ヒトとしての恋愛学入門

  • 作者: 森川友義
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2007/05/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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恋愛結婚したいなぁと思って買う本が、モテテクとかのHow to本じゃないあたり、「自分こじらせてるな……」と遠い目になった一冊です。 それはさておき、女性は父親に似た人を好きになる(女性が好ましいと思う男性は、好ましくないと思った男性より、父親のHLA遺伝子との一致率が高かった)、音楽的素養がある人物は男性ホルモン(テストステロン)が多く魅力的、など、ただただ数字に基づく事実だけが紹介されている本で、「こうしたらモテる!」みたいな裏技的な方法は一切書かれてません。統計上モテる人物像に関してはわかります。 「優良遺伝子の持ち主は、左右対称で見た目がよくて、いい匂いがして、セックスもうまい」、「現代は縄文人顔がモテる(弥生人はモテない)」など、覆しがたい現実がつきつけられますが、それを気にしなければとても面白い本でした。 男性の理想条件として挙げられる、高収入、高身長、高学歴のいわゆる三高について、一番重視されているのは収入で、高収入に結びつかない高学歴は魅力につながらないとか、「学校は勉強をする場所なのに、学校で一番モテたのは勉強できる奴じゃなくて運動部の選手」とか、ものすごく納得して、この世の真理を見た気すらしました。

2月

アマゾンビデオで映画三昧の巻。

映画「Uボート」

重い映画立て続け。昔特攻兵器の回天の本を読んだことがあって、潜水艦にちょっと興味があったので見ました。乗組員4万人のうち3万人が帰らなかったという、ドイツの有名潜水艦Uボート船内の過酷な日々を描いた大作。3時間半の大ボリュームで艦内描写のあまりの迫力に閉所恐怖症でカナヅチな私は、映画途中で精神的に耐えられなくなって、ネタバレ確認して精神的備えをしてから最後まで見るという御法度的な見方をしてしまいました。交戦中のあまりの過酷さにベテラン乗組員がおかしくなっちゃったシーンなんかも密室空間だからこその恐怖感がありました。

☆映画「プライベート・ライアン」

超有名作ですがようやく見ました。すごい作品でした。有名AAのアパーム、玉持ってこいって元ネタこれだったんですね。長くなったので別記事へ。

映画「英国王のスピーチ」

英国王のスピーチ (字幕版)

英国王のスピーチ (字幕版)

エリザベス女王の父にあたるジョージ6世の話。吃音症で公務の演説に苦手意識を持っていたアルバート皇太子、次男で本来なら王位を継ぐはずがなかった彼が、俗にいう王冠をかけた恋で兄のエドワード8世が退位したことによって、英国王となり演説は避けがたいものになり……実話を基にしたお話、吃音の克服はトラウマ治療的で興味深かったです。左利きやX脚を無理やり矯正されたこと、乳母に虐待されていたこと、父への恐怖……現代の英国王室も家庭問題の多さで知られていますが、虐待の連鎖などに見られるように家庭問題は次世代に持ち越す傾向があることが知られています。そういう家庭問題の傾向なども踏まえながら見ていたらまた面白かったです。

☆映画「ミニオンズ」

ミニオンズ (吹替版) 劇場で以前見ていて、アマゾンビデオで2回目。シュレックにおける長靴を履いた猫よろしく、完全に主役の怪盗グルーと3姉妹を食って、一人歩きを始めた謎の黄色い生物ミニオンの起源に迫る……!(プロメテウス的煽り)
オープニングの細胞段階でかわいい!もうなんでもいい!ってなれる素敵な作りです。主役のケビン、スチュアート、ボブはしっかり者、ユニーク、甘えん坊で前作までの三姉妹のポジションを踏襲してるんですね。
アメリカの片田舎のハートフル成長物語が、イギリスのスパイアクションになってたカーズの2作目といい、アメリカ映画ってイギリス舞台にするの好きだよなぁって思います。直近にドクターストレンジ見てたので尚更。
第1作の怪盗グルーと月泥棒も見返しました。アニメ作品は吹替で見るのが好きなんですが、2作目飛ばしたのは中島美嘉の吹替が受け付けないからです(鶴瓶は慣れました)。

映画「ドクター・ストレンジ

IMAX初体験。マーベル作品はいつもテイスト変えつつも映像のセンスが抜群にいいのですが、今回もCGは流石の力の入れようで楽しめました。今作も映像だけでご飯が食べられます。エンドクレジットの幾何学模様が綺麗で良かったです。続編はソーと絡みそうで楽しみ〜。

映画「イエスマン “YES”は人生のパスワード」

イエスマン “YES

イエスマン “YES"は人生のパスワード(初回限定生産) [DVD]

アマゾンビデオで鑑賞。何を聞かれてもノーばかりで人生捨ててる冴えない男が、カルトセミナーで全てにイエスと答えなければいけない呪いをかけられた結果、イラン人とお見合いしたり韓国語を習ったりと今までしたことないような体験をしていくうちに……みたいな話です。メリーに首ったけ (完全版) [Blu-ray]とかもそうなんですけど、内容のわりに非常に伏線がしっかりしているのが見ていて気持ちのいいところです。

映画「スター・トレック」

スター・トレック (字幕版)

スター・トレック (字幕版)

アマゾンビデオで鑑賞。続編のイントゥダークネスは以前に見ていて、その流れから旧劇場版も新シリーズ以外は大体見たんですが、何故か今作は見ていなかったので今更。イントゥダークネスはシリーズ初体験で単体で見ても面白かったのですが、本作踏まえるとさらに面白いですね。カークとスポックのどちらが正しいとも言い難い両極端なキャラクター性の妙が見てて心地いいです。サブキャラクターもいい味出てます。

1月

☆本「恐怖の地政学」

恐怖の地政学 ―地図と地形でわかる戦争・紛争の構図

恐怖の地政学 ―地図と地形でわかる戦争・紛争の構図

地政学入門として購入。割と大まかなくくりながら、ヨーロッパ以外の地域について知ることができて面白かった。アメリカの原爆投下に日本の地政学的要素が与えた影響(山が多く抗戦に適しており、本土上陸戦となれば長引く)やインドと中国に歴史上大規模な軍事衝突がない理由(世界最高峰を含むヒマラヤ山脈が国境だから)など、読んでいて楽しめました。

☆映画「ヒトラーの忘れもの」 **

戦争映画としては「西部戦線異状なし」以来の衝撃で、ハマりすぎて4回見に行きました。一度目見た後の椅子から立ち上がるのもはばかられるような消耗はぜひとも体験してほしいです。内容に気を取られて目立たないですが、映像の色合いも綺麗ですばらしいです。