そとでよ - 元ひきこもりの気ままな暮らし

元ひきこもりの気ままな生活。ひきこもりをしていましたが就職しました。

元ひきこもりが2017就活を振り返ってみる

8月9月は気分が沈んで更新どころではなかったのですが、中小企業の方から無事に内定いただいて心境的にも落ち着いたので、何かの参考になる方もいるかなぁと2017年の就活を振り返ってみようかと思います。

読んで参考になるかもしれない人

  • 2017年以降、就活する人
  • ひきこもりとかニートとかしてたけど社会復帰したい人
  • 中退とか休学とか経歴にコンプレックスがある人

筆者スペック

  • 二十代半ば
  • 不登校+ひきニート期間約13年、半生が空白期間という現代社会が生んだ闇そのものみたいな経歴
  • 頑張れば人前にも立てるし喋れるけど好きではない
  • 趣味は読書とゲームとネサフ、インドア万歳

就活環境

  • 前年度の8月解禁への猛反発があり6月解禁
  • ありがたいことに売り手市場

企業選びの時に参考にしたこと

  • 福利厚生、資格取得補助とか交通費とか住宅補助とか。この辺りは給与との兼ね合いで見ました。
  • 年間休日、100日以下は体感的にきついとある会社の説明会で聞いたので。
  • 給与、特別こだわりもせず、極端に高いところも低いところも受けなかったです。高いところは仕事がきつそう。低いところは生活がきつそう。
  • 離職率、長く勤められることを前提にしました。ただでさえ空白期間があるので、就業後続かなかった場合にもっと状況が悪くなるからです。3年で3割の新卒が辞めると言われているのでそれを大まかな基準にしました。離職率が少ないところは会社の方からアピールしてくることが多かったですし、わからないときも就職センターで卒業生の在籍状況を聞いてみたり、説明会や面接の時に探りを入れたり、社員平均年齢から勤続年数を類推したりしてましま
  • 技術的に尊敬できる先輩がいそうかどうか。
  • 人事の人の雰囲気。ヤバイところは人事にも負のオーラ出てます。
  • 体育会系とかノミニケーションが極力少なそうなところ。インドア文化系万歳人間なので。
  • 電車通勤が可能なところ。運転したくない、車も持ちたくないため。
  • オフィス環境、自宅より過ごす時間長くなるわけですから、居心地がいいにこしたことはないので。
  • 社員数は10数名から数千名まで。特にこだわりなく受けてました。

専門学校1年時

2015年4月〜2016年2月(就活準備期間) 専門学校2年課程に入学。事務とかではなく専門職系です。職種的にはそうでもないけど業界的にはITが多いようなとこです。 専門職選んだ理由は * 今後事務求人は減りそうなこと(オックスフォード大の今後なくなる職業みたいな論文参照) * 事務の就職倍率が高いらしいこと * 実力重視な専門職なら経歴不利でもワンチャンあるかなと思ったこと

カリキュラム内の資格をとりつつ、ITパスポートとMOSの方を独学で取得。校内で履歴書の書き方の指導やSPI対策、就活前のセミナー受講、バイトで金策&対人苦手意識を克服しながら、自己分析して自己PR複数パターン考えて、早め早めに就活準備。 一年時の成績は無遅刻無欠席のオール5を確保(2年課程の場合、成績証明書は主に1年時のものを使用するため) 5月には就職決めて残り一年気楽に過ごす計画だったので割と最初から飛ばしてました。これが精神的に裏目に出ます。

専門学校2年次

2016年3月 TOEIC 645取って履歴書に書く権利を手に入れる 東京大手(1社目)受験、一次でお祈り。まあ初回だったのでそうは凹まず。

5月 地元大手(2社目)受験、インターンシップを経て最終でお祈り。10月くらいから意識していた本命だったので大いに凹む。 地元中小(3社目)受験、書類は通って一次でお祈り

6月 地元新興(4社目)受験、一次でお祈り。雑談面接で一個も真面目な話がなかったので、何で落ちたかまったくわかりません。

7月 5社目 地元優良(5社目)、書類通って、適正通って最終でお祈り今まで何で落ちてきたと思う?とかやや圧迫気味でした 6社目 地元中小(6社目)、書類通ってインターン行って一次と適正受けてお祈り

8月 7社目 関東中小ブラック (7社目)書類通って一次でお祈り 入った新卒ほぼ全員心療内科かかって辞めることを社長が面接で堂々と話し、さらにそれを甘えと断じるヤバイ臭いしかしない会社(ネットを漁り数年分の求人票を見たところ、社員数が増えていなかったので気になってはいた)だったので、今思えば落ちてよかったです。社長の見る目か会社に問題があるんじゃないですか?と噛み付いてくればよかったとすら思ってます。 数社落ちて自信喪失しかけていたところに、空白期間をボロクソに言われたので、心折れて8月はほぼ廃人でした。面接恐怖症で就活継続に困難を感じたので、カウンセリングのお世話になりました。

9月 関東超大手(8社目)、適正、二次、三次通って最終でお祈りの一番辛いパターン(交通費返してほしい) 関東急成長(9社目)、書類でサイレントお祈り受けた会社でサイレントはここだけでした。印象良くないです。 カウンセリングの方では、短期的には面接への苦手意識をなくすことを目的とした心理療法と、機能不全家族といじめのトラウマの治療をしてました。ブログに年表書き出す時にかなり自分のことを分析してたので、カウンセリングの場でも役立ちました。

10月、関東中小(10社目)それまで受けていた会社とは職種がちょっとズレた中小の説明会で、話を聞いていていいなと思って、突発的に受けてそのまま内定。 散々病んだ末にあっさり着地したので、まだ実感がわかないです。福利厚生もまずまずで離職率も低く、ブラックでもなさそうということで就活終了

選考結果まとめ。

おそらく説明会は20〜30社ほど参加して、実際に受験するまで行ったのが10社、書類落ちが1社、一次落ちが5社、最終落ちが3社、内定が1社といった内訳でした。

書類選考について

たいてい書類提出後に面接かと思いますが、経歴で落とされたところはほぼほぼなかった感じです。独学で高卒認定とったことは感心してもらえることの方が多かったのは、わりと発見でした。

履歴書の自己PRと志望動機が最重要で、次に資格欄と成績証明書でしょうか。成績証明書を要求されたのは4社くらいですが、履歴書はほぼ必須だろうと思うので。履歴書のPRや志望動機はもちろん、趣味欄や得意科目なども面接質問のきっかけになることも多いので、自分の長所をアピールできる流れを考えておくといいと思います。

内定者はこう話した!面接・自己PR・志望動機 完全版 2018年度 (高橋の就職シリーズ)

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注意事項とともにPR例が大量に読めるので、書く上で参考になりました。

趣味欄については、たとえば読書(ジャンル、誰々作品)など、ある程度、面接官に想像がつきやすいような、ジャンルや作家名などを書いた方がいいです。

同じ趣味掘り下げの質問でも「どんな本を読まれますか?」より「西洋史を読まれる理由はなんですか?」「誰々作品の何に魅力を感じますか?」の方が質問内容が深いので、人柄を知ってもらいやすいです。

資格についてはまあ埋まっていれば頑張ってるねみたいな評価はされます。決め手ではないですが、自己投資ができる裏付けにもなるのでマイナスにはならないです。MOSについては求人票に条件として載せてる会社もたまにありました。

適性検査について

適性検査があった会社は10社中7社でした。一つだけではなく、複数を併用してる会社も3社くらいありました。

適正検査が選考に含まれない会社もありますが、受けられる会社が増えるので対策するに越したことはないかと思います。

受けたものは大まかに分けると * SPI系(言語、非言語) * 政経国数社英 * 文章読解のみ * 図形と数字法則(IQテストみたいな奴) といった感じ。

SPIは対策するなら非言語です。 SPIの言語と非言語では平均点が倍違うので非言語の方が伸ばしやすいからです。言語の平均点が60点とすれば、非言語の平均点は30点くらいしかありません。

以前受けたSPIの模試結果です。 240点満点で平均が95点。非言語は半分解ければ上位5%に入れます。言語の方は100点越えで偏差値70くらい? どっちも70ないのに何で総合で70超えてるんだろうと思ったんですけど、片方だけ得意な人がいるからですね。

音声講義 聞いたらわかったSPI―SPI3対応!〈2018年度版〉

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これの2017年版で対策してました。言語非言語別に単元ごとの対策ページがあり、後半に言語非言語の総合問題があるので一冊でざっと対策できます。最新傾向が載ってることと、音声データのダウンロードができるので、耳からの学習の方が得意な人はそれもいいかもしれません(私は使わなかったですが)。

出版社とか広告代理店はわかりませんが、中小企業の場合は平均超えてればまず大丈夫らしいですし、よほど大手でなければ7割もできればいいらしいです。

SPIは筆記版Webテストですね出題範囲が違うのでここを見て重なっている単元からやると効率的かと思います。

SPIテストセンターは受験ごとに受け直すこともできますが、一回受けたことがある場合は最新の結果が残っているので、使いまわすこともできます。数回受けると慣れてきて点数上がってくると思うので、一番よく解けた回のデータで受験し続けると楽みたいです。

SPI以外。 英語は中学レベルで十分。 数学は√と因数分解、二次関数くらいまでで十分。 国語は読書習慣があればまず問題ないレベル。漢字の書き取りは契約や履行などビジネス用語の出題率が高いかも。 政経は多分アダム・スミスとか国富論とかエンゲルスあたりを見かけました。

朝日キーワード就職2018 最新時事用語&一般常識

朝日キーワード就職2018 最新時事用語&一般常識

新聞読まないので、ざっと時事をさらうために読みました。

面接でわりとよく出た質問

一問一答 面接攻略 完全版 2018年度 (高橋の就職シリーズ)

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質問の意図や回答の良し悪しなどが丁寧に解説されてます。頻出質問抜き出して、回答作ってプリントアウトするのにも役立ちました。

空白期間に関する質問 トラウマ抱えてる感バリバリで長々と空白期間を語ると「この人大丈夫かな?」と思わせてしまうので、掘り返さずにさらっと話しましょう。掘り下げられて圧迫されても嫌な顔をしないように。

いつからこの業界に興味があったか? きっかけになった出来事をなるべく古くまで遡って話せるといいかと思います。

バイトなどはしていますか? 空白期間からストレス耐性や継続力、コミュ力が不安視されていると思うので、長期のアルバイト経験は払拭に繋がるかも。接客について積極的な姿勢を見せるといいと思います。

休日は何をしていますか? アウトドアの方が印象いいのかなと思いつつ、本屋か映画館。

最近、気になったニュースは? あまり新聞読まないので、NewsPicksの通知で見かけた記事そのまま答えてました。時事関心のほか、どのような視点で情報に接しているかを見ている質問だと思うので、何故そのニュースが印象に残ったのか理論立てて話すといいかとおもいます。

就活を終えて

最中は本当に死にそうで「早く終われ」と世を呪うばかりでしたが、1〜9社目までの積み重ねがあってこそ、10社目で受かったんだろうと思えるので、面接にせよ説明会にせよ無駄ではなかったなぁと感じてます。

半生が空白期間でも、世間の人は結構ちゃんと相手にしてくれるんだなぁということがわかって、それは大きな収穫でした。むしろ面白がられるケースの方が多かったです。

就活前は自分のことを、口数少なくて控えめで人の意見に合わせるタイプだと思っていたんですが、就活終えてわかったことは、口は回るし我は強いし理詰めで自説を押し通すタイプだってことです。ひ、ひとつも合ってない……σ(^_^;)

なぜ勘違いしていたのか考えてみると、「我が強くなかったらいじめられなかったかもしれない」「口数が少なければ言葉で後悔しなかったかもしれない」「他人に合わせられれば楽に生きられたかもしれない」と、自分の本来の性質について否定的に思っていて、自分を理想に合わせようとしていたからなのかなと思います。

しかし、本来は真逆のタイプなので、前者のように振る舞うことはものすごくストレスが溜まるわけで……就活通して無性に生きづらかった理由がわかりました。

今後ともより良い人生のために頑張ろうと思います。長々とした記事ですが、何かしら誰かの役に立つことがあれば幸いです。