そとでよ - モトコ・モリの暮らし

元ひきこもりの気ままな生活。10年ひきこもり→リハビリ→就職(イマココ)

ひきこもり年表

 
19XX年、出生。父親が育児参加しなかったため母親にべったりの子供だった。それほど手のかからない子供だったらしい。絵本をよく読んでいた。
1992年、妹が生まれる。
1994年、弟が生まれる。
1994年、育児の負担が増えたことにより母が体調を崩しはじめ、母の実家近くへと引越した。
転園後の幼稚園でいじめに合う。
ダサイとやたらめったに言われたり太ももをつねられたりなど、大したものではなかったが、しばらく不登園になる。
その後、いじめは解決したものの、加害児童とはその後の小学校でも一緒だったため、上下関係がそのまま持ち込まれることになったのが今思えばいけなかったと思う。人間関係に対する不信感はこの頃に芽生えて性格も引っ込み思案になり、他者から否定されることが極端に怖くなる。
 
1997年、小学校入学。勉強は得意で担任との相性も良く、このころは問題なく学校に通っていた。運動は得意ではなく体育と水泳、休み時間の遊びの誘いなどは憂鬱だった。図書館で本を読むのが好きな子供だった。
この頃、母が本格的に鬱になり体調を崩すが、父が育児に参加することはなく、母の実家の世話になることが多かった。母の実家で世話になる間、肩身は狭く、体調を崩した母相手に寂しさや辛さも言い出せず孤独を感じた。
実家の世話になるのが嫌で洗濯などの家事を覚え始めたが、水着や給食着を洗濯していると「何故自分ばかりが……」と憂鬱になり、はじめて死にたいと思った。
幼稚園児の加害児童は勉強が不得意で、宿題を代行したり、カンニングに加担させられたこともストレスだったが、なかなか言い出せずに辛かった。
当時流行していたポケットモンスターではじめてゲームの面白さを知った。コロコロコミック学年誌で漫画を読むようになり、漫画やアニメを楽しみに生きていた。
 
1999年、小学校の担任が変わる。3、4年次の担任教諭と相性が悪かった。水泳の25メートル目標の強制感がいやだった。このころから保健室登校になる。行ったり行かなかったりと微妙な時期が続く。勉強は引き続き得意だった。
 
2001年、担任変更、優しい女性教諭で一ヶ月は真面目に行っていたが、五月頃に行かなくなる。これといったきっかけはなかったように思うが、多分、運動会が憂鬱だったことと、3、4年時に怠け癖がついてしまったのが遠因。
学校のパソコン部でパソコンの起動方法を覚えた。ここで頑張って行っていればその後、ひきこもることはなかったんじゃないかと長いこと思っていた。
この頃、ドイツ文学やナチスに傾倒する。ゲーテの「若きウェルテルの悩み」中の一文で「いつでも現世という牢獄を去ることができるという自由感」という文字で自殺が語られているのを見て、感銘を受ける。
アニメや漫画をよく見るようになり、図書館やレンタルショップで洋画を好んで見た。
 
2003年、中学校進学。入学式に無理やり連れて行かれたことへの反発から、3年間、1日も登校しないまま卒業。思い出が一切ない。
この頃、自宅でインターネットができるようになり、パソコンばかりしていた。
2004年頃から父の影響からテレビでのスポーツ中継、野球、サッカー、フィギュアスケートアメリカンフットボールなど、いろいろ見るようになる。
 
2006年、通信制の高校に進学。スクーリングとレポートによる単位制の学校だったが、中学三年間をほとんど勉強せずに過ごしたことと、スクーリングが苦痛だったことから、早い段階で籍だけを置くような状態になる。
その後の数年間を家事手伝いとゲームやネットで過ごす。たまに短期のバイトに出る程度。
 
2011年、東日本大震災。同級生が亡くなるなどで、心境の変化があり、コンビニでアルバイトを始めるがひきこもりにはハードルが高くすぐに辞めてしまった。現実逃避に英語の勉強を始める。音読は前頭葉に効くのでコミュ障にいいらしく、その成果が後々出たのかも。
 
2012年、高等学校卒業程度認定試験のために勉強を始める。ブランクのことも考えて小分けに科目を取っていくことにした。
 
2013年、ある漫画にどハマりし漫画関係のオフ会に出る。初対面の人とうまく会話できたことで、外に出ても大丈夫なような気がしてくる。
 
高等学校卒業程度認定試験に合格するが、試験で問われる学力は高校一年程度の内容ということもあり、勉強が得意な小学生時代のイメージから分不相応なエリート意識を引きずっていた私は、合格したことをすごいと思うことができなかった。
祖母から「学校にも通わずに合格するなんて大したもんだ」言われたことで肯定感を得る。
 
2014年、自動車学校に通い自動車免許を取得する。この通学で学校に通うことに対しての苦手意識が薄れたのは進歩。
運転にはまったく向いていないことがよくわかり、取得後はペーパー、親の勧めで公務員試験などを受けてみるなどするが、もちろん普通に落ちる。
 
働きはじめたい気持ちもあったが、まともに学校に通ったことがないコンプレックスは強かったことと、父の定年が近づき、学費を出せるのは今のうちと母に言われ進学を考えだす。
試しに覗いてみた専門学校の体験入学で手応えを感じ進学を決める。
 
2015年、専門学校に入学。二年課程で就職を目指して勉強中。当初、勉強についていけるか不安だったが、むしろクラスの中では出来る方に入っていることにびっくりする。
自分は勉強が嫌いではないので、他の人も同じように勉強が好きなものと思っていたが、周囲を見て実際はそうではないらしいことに気がつく。
もともと勉強するのが好きだったこと、ずっと独学で勉強していたことから、人に教わる環境というのがとにかく嬉しく、今の所、楽しく通えている。以上。